わきがは治せる。切開手術からプチワキガ治療まで方法は様々。

剪除法

ホワイトボードを持った女性

ワキガを治療するには、ワキガの原因となる汗を分泌するアポクリン汗腺を除去するのが基本です。
除去する方法は様々ですが、中でも最も代表的な方法は、手術してアポクリン汗腺を切除する方法です。医学的には、この手術は「剪除法」と呼ばれています。

アポクリン汗腺は、直径約2~3ミリほどの大きさがあります。肉眼で十分捉えられる大きさなので、皮膚を切開してしまいさえすれば、除去するのは比較的簡単だといえるでしょう。ドクターが、目視でアポクリン腺を確認し、医療用はさみなどで1つ1つ切除していきます。
わきがの原因となっているアポクリン汗腺を、確実に取り除くことができるので、高い効果を得ることができます。

重度のわきがにも高い効果を発揮する剪除法ですが、いくつか留意しなければならないこともあります。
まず、脇の下をメスで切開するので、ある程度の手術跡が残ってしまうことです。体格や汗腺の分布によって異なりますが、だいたい、4~5センチ程度の傷が残ることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
ただし、脇の下なので、普段は服と腕に隠れて見えにくいと考えられます。
また、手術と聞くと、痛そうで怖いという人も少なくないかもしれません。ですが、剪除法では局所麻酔や笑気ガスを使って手術するので、術中に痛みを感じる心配はありません。
手術に要する時間は、両脇で2時間程度です。たいていの場合、入院する必要はなく、その日のうちに帰宅することができます。ただし、脇の下を数センチ切開しているので、1週間程度は傷口を圧迫固定する必要があります。
また、激しく腕を振って歩いたり、脇を動かしたりする運動は避けましょう。手術後、7~10日程度で再び来院し、抜糸を行います。

このように、手術跡が残ることとダウンタイムが長くかかることは、剪除法の短所だといえるでしょう。
ですが、わきがで悩んでいる人にとって、アポクリン汗腺を確実に除去して高い治療効果を得られることには、大きな魅力があるはずです。他の治療法と比較したり、ドクターと相談したりしながら、しっかりと検討しましょう。
なお、剪除法は、ドクターが目視で確認して汗腺を取り除くので、ドクターの技量が効果を大きく左右します。そのため、できるだけ実績豊富なドクターを選ぶことが大切です。